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作成日:2012/02/17
気まぐれコラム《独立し創業するということ》

 独立して創業するとは、他人に依存せず自分の力で商売の展望や戦略を考えることです。会社を退職して創業しましたが、その前後で周囲の人の態度が変わるかもしれません。協力すると言っていた人が交際を避けたり、長年の同僚を訪問して迷惑そうな態度をされたりすることもあります。かつて職務上仕事を発注していた会社に行って冷遇されたりもします。

 「会社員の時は人脈豊富と思い、創業しても協力者が多いと考えたが、会社の肩書が無くなったら人脈の効力も無くなった」「営業開拓が得意で、受注に自信があった。でも、他の仕入・労務・資金繰り・苦情処理・書類作成等の職務が全然出来ず、困った」というような悩みをよく聞くのです。創業するということは、収益はすべて自分の所に入るが、掛かる費用もすべて自分が負担するということです。会社員時代には考えたことも無いような経費を負担します。例えば、トイレで使うペーパー・流す水・手を洗う石鹸等も自分で用意することになります。事務所で飲むコーヒーやお茶、筆記具や用紙も自分で買います。

 一定規模の会社に勤めていれば、大抵は相談相手がいます(相談料は不要)。しかし、独立すれば気軽に相談出来る人は少なくなります。他人に依存せずに自分で仕事を見つけ、活動に必要な費用を稼ぎ、結果残ったお金のみが自分の収入となるのです。