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作成日:2017/06/10
気まぐれコラム《訪問販売開始の留意点》

 近年は通信販売( 特にネット売買が盛ん) が隆盛で、店頭販売や訪問販売の一部が低迷しています。江戸時代は「振り売り又は棒手振り( ぼてふり) 」と言われる、鮮魚・豆腐・冷水・花・野菜・蚊帳・草履等をかついで売り歩く商売がありました。富山の置き薬等も同じ訪問販売です。時代の変遷により、カタログ・パンフレット等を持ったセールスマンが各戸を訪問して自動車・化粧品・健康食品・保険等を販売する訪問販売が盛んな時期もありました。しかし、住宅様式や労働事情の変化( 気軽に玄関ドアを開けてもらえない、夫婦共稼ぎが増えて留守宅が多い) 等により、訪問自体が効率良く出来なくなっています。ところが、お客が徒歩や車で店頭に行くことが困難になる( 買物難民と言う) 高齢化社会が到来しました。そこで再び、訪問販売や自宅の近くに店舗機能がやって来る販売形態( 行商の一種) を要望する人が増えています。そこで、店頭販売の低迷又は拡大策に悩む店舗は、訪問販売( 行商も含めて) に活路を求める場合があります。その場合の留意点は、訪問販売で使う経営資源( 商品サービス・客層ターゲット・営業技法・接客・販促策等) と店頭販売との相違点を明確に認識することです。また、店頭販売で培った信用が最大の武器になる事を忘れてはなりません。