世の中、サービス料金負担の理由がよく分からない物が多いです。先日、土曜日に預金をしたら手数料が徴収されました。土日に預金を引き出すと手数料が掛かる事は周知していますが、預金をしても手数料が掛かる事は余り周知していません。なぜ、土日が有料になるのか、明確な理由を聞いた事がありません。
よく話題になるのが、旅館ホテルにおける休前日(土曜日)の割高な宿泊料金です。需要供給の原則ですと言われればやむを得ないのですが。しかし、忙しさの為にきめ細かいサービスが困難になる事を考えれば、むしろ安くする事が当然にも思えます。この慣習を打破出来れば、施設の差別化になるかもしれません。さらに、飲食店等にも分からないサービス料金があります。例えば、居酒屋等の「お通し」です。入店してすぐ枝豆・冷奴・お新香等を有料で出すもので、お客が頼んだわけではありません。全料金の1割程度ですが、何となく腑に落ちません。旅館ホテル等のサービス料も同じように感じます。
同様のよく分からないサービス料金が多くありますが、飲食店においては普通お茶や水が無料であったり、コーヒーのお代わりを無料にしたりする場合もあります。これまでの不合理な料金を廃止にしたり、無料サービスを提供したりすることで、施設や店舗の差別化を図る手段になる可能性があります。