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作成日:2018/04/10
気まぐれコラム《世間話と経営指導》

 波長の合う人合わない人という言葉があります。これを経営指導者(中小企業診断士・弁護士・税理士・公認会計士・社会保険労務士等)と経営者の関係で捉えた場合、具体的に何を基準して決まるのでしょうか。

 私は、「世間話全般の共感度」が要因の一つと考えます。定期的に訪問して面談する関係であれば、一般に数分間の世間話で始まります。勿論、深刻な課題があるような場合は、直ちに本題に入るかもしれません。経営者の性格・年代やマスコミの話題等によって臨機応変に選択し、経営者が気を落とす内容にならないように注意します。世間話は、当日のテーマに関連していればより有効です。例えば、「〜駅前の商店街にまたコンビニが出店しましたね」という世間話の後、「我が社5店目の立地条件の問題点を考えてみましょう」という本題に入ったりします。更に、社員採用計画を検討するような場合は、社会一般の求人状況や賃金水準等の世間話から始める事があります。経営者がカゼだと言えば健康管理の世間話から入り、本題としてリスク管理や事業承継計画を検討する事もあります。留意すべきは、世間話が長話になったり、経営者が不快に思うような話はしない事です。世間話が楽しく自然に出来るようになれば、本題としての経営指導も容易になるでしょう。