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作成日:2021/12/30
気まぐれコラム《勢いに乗る活性法》

 

商店等にお客が大勢集まっていると、活気がある店と表現します。但し、セールやお祭り等でお客が一時的に集まっても、活気がある店とは言いません。一定期間継続して繁盛している事が条件です。さて、店舗の三大柱は、小売店であれば商品・店員(接客)・店舗設備です。店員に着目して活気がある店舗を考えた場合、そのポイントは特別優秀な店員の活躍でしょうか、店員全体の質(やる気・商品知識・真心等)の高さでしょうか。私の答えは後者です。商売は商品・店員・設備全体のレベルが高い事によって、集客力の勢いが強くなります。古代兵法等にも、勝利の要として「勢い」の重要さが説かれています。例えば、孫子兵法に、「戦いに巧みな人は、戦いの勢いによって勝利を得ようとして、人材に頼ろうとはしない。うまく人々を選び出して、勢いのままにさせることができるのである」。とあります。時に、ブティックや美容院等にはカリスマ店員がいますが、活気ある店舗として続くことは難しいです。特定の店員を指名するお客で一時賑わいますが、他の店員のレベルが月並みであれば勢いが出ません。カリスマ店員が辞めれば、指名していたお客は来なくなるでしょう。店舗の活気は、店員全体のレベルを上げる事で繁盛の勢いが増すことになります。