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作成日:2011/06/20
気まぐれコラム《決断と実行の原理原則》
決断と実行の原理原則
 経営戦略の変更等、経営の重要決定と実行は、心の葛藤を振り払う努力が必要だ。決断をするとは、多かれ少なかれこだわる何かを切り捨てるということである。そこで、決断を下して実行する際に必要と思われる原理と原則を考えてみた。
 第一に、「情報を集めて十分検討したがそれでも迷うことは、原則として実行する」。実行すべきか止めるべきかで迷う事柄は、長い人生で誰でも何度か遭遇する。実行したことが全て成功する訳ではないが、失敗したことも含めて実行したことを後悔することは少ない。むしろ決断・実行しなかったことを大いに悔やむものだ。
 第二に、「何かを転換する決断に際しては、必ず大きなものを捨てることを覚悟する」。決断とは、周辺のものを捨てて、何か一つに集中することである。戦略思考と言っても良い。これから得ようとするものと、その時失うものを天秤に掛けて迷っていては、結局どちらも失ってしまうのである。
 第三に、「一度決定したことは必ず実行する。決断したことを実行するに際して、『時を待つ』という姿勢が一番の敵である」。努力する人間が成功するか否かは、心に決めたことを実行するかどうかで決まると言う。たとえ決断しても、時を待っているばかりで実行しないものは無価値である。