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作成日:2011/06/20
気まぐれコラム《特異点を活かす》
特異点を活かす
「マッチ一本火事の元」という警句がありますが、僅かなことが原因で大事が起きたり、大きな転機が来たりするものです。これを特異点と言います。
壮年者であれば誰でも、人生を振り返って、「あれが自分にとって大きな転機であった」と思うような出来事(特異点)が必ずあるでしょう。例えば、大きな影響を受けた人や本との出会い、夢中に取り組んだ趣味や勉強、転勤や転職等はよくあることです。時には、病気・事件・事故・トラブル等によって、人生が大きく変わることもあります。
商売等で大事なことは、「これは例のないチャンスだぞ」というような特異点を逃さないことです。「フト思いついた」とか、「一瞬ひらめいた」とかワクワクするような心境は、新しい仕事を企てる転機になる可能性が強いものです。大抵は瞬く間に消えたり、一日延ばしや過度の用心をしたりしているうちに何となく忘れてしまうものでもあります。
この特異点をどうしたら活かせるのでしょうか。第一は行動本位になることです。必要と判断したら、人にも会う、本等で調べてみる、現場に行ってみる等です。第二に、自分への言い訳を考えず(例えば、まだ早過ぎる)、意欲が高いうちに相談したり、計画を作ったりすることです。第三に、悲観的な予想を暗示しないことです。