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作成日:2011/06/20
気まぐれコラム《格好を整える》
格好を整える
 「外相整いて、内相自ら熟す」と言う言葉があります。外見が整い行動が伴うと、自然内面もしっかりしてくるということです。経営者や管理者と対話していると次々に事業構想や決意などを聞きますが、その着手や行動を全くしない人がかなりいます。
 例えば、「完全週休二日制を実施したい」「毎月、手分けをして全下請け企業を回る」などと言ったとします。数ヵ月後に会って結果を聞くと、まだ何もしていないと言います。指導先であれば、「せめて月1回か2回土曜日を休日に出来ませんか?」「3ヶ月に1回でいいから、試しに下請けを回ったらどうですか」と話します。大抵は出来ない言い訳をして、話題をまた別な計画などに移します。
 また、やる気の出ない社員と話していて気づくことは、心は焦っているのに行動が伴っていないことです。そのような社員は、一般に服装などの外見がきちんとせず、動作が緩慢です。水泳練習の時、泳げない人が水に入ることを恐がって「泳げるようになったら水に入る」と渋っているのと同じです。やるべき行動をしてこそ、仕事への意欲が湧いてくるものです。何かの考えを実現しようとしたら、ただ考えているだけではなく、まずやるべき行動をして格好を整えてみることです。