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作成日:2011/06/20
気まぐれコラム《なぜ働くのか》
なぜ働くのか
 最近、娘夫婦(共に32歳)から働く理由を聞かれて、人や世代により様々な労働観があることに気づかされました。因みに筆者はこの時、「人生を楽しく生きる為には働く必要がある。楽しく働くことが生きがい」と答えました。
 反対に、質問をした娘夫婦に働く理由を聞くと、「労働は金銭獲得の為です。十分な財産があれば、働かず好きなことをしていますね。結論は、生活の為です」と答えが返ってきました。
 そこで、「では不景気で突然失業して意気消沈している人を見てどう思う。当分、金銭手当は心配無いとして」と聞いてみました。すると、娘夫婦は「う〜ん、失業は嫌だな。たとえ金に困らなくても、身の置き所が無くなるような気がします」と、ややこれまでの労働観に迷いが出た様子でした。
 そもそも働く理由は、他の行動と同様に単一ではないでしょう。なぜ読書をするのか、なぜ山に登るのか、なぜ勉強するのか、なぜ食べるのか、等を考えれば分かることです。
 働く理由としては、生活費を稼ぐ・出世をする・他人から尊敬される等も当然の解答でしょうが、根本的な理由は別にあると思います。一言で言えば、「働きたいから働く」ということではないでしょうか。一生を通じて仕事の状況に紆余曲折あったとしても、仕事をしたいという気持ちがある限り、何とか最後まで全う出来るのではなかろうかと思っています。