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作成日:2011/06/20
気まぐれコラム《情報の収集と使い方》
情報の収集と使い方
 新聞の切抜き収集を経験された方は多いであろう。「この記事は面白そうだ。取敢えず切抜いておこう」と。しかし、後でこの切抜きを読んだり、何かに活用したりしているだろうか。切抜きに限らず、テレビ番組のビデオ収録等も同じかもしれない。
 情報の収集は大事であるが、その情報が役立つかどうかは収集後の使い方にある。例えば、経営コンサルタント(税理士、弁護士等も同様)が、国の金融施策情報に接し、読後切抜いておいたとしても、結局何も具体的な活用をしないで終わることが多い。筆者は読後切抜いておき、必ずその情報と関係ありそうな関与先を思い浮かべて検討する。そして、次回訪問の資料として関与先別ファイルに入れておく。
 このように情報は収集後が重要である。単に「良い情報を見た」で終わってしまえば、それは知識に過ぎず、活用しなければやがて忘れてしまう。そこで、大事な情報を得たら、第一にそれと関連した情報をさらに集め、第二にそれらを分析・研究し、第三に必要に応じて人に会って信憑性を確かめたり、実際の現場に出向いて検証したりすれば、その情報を大変有効に使ったことになる。使い方のポイントは、情報を戦略的に(各人の能力資源を特定の情報活用に集中すること)徹底して使うことである。