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作成日:2025/08/10
気まぐれコラム《3人寄れば》

会社案内等で沿革を見ると、従来は兄弟や友人等が共同して創業した例がたくさんありました。もちろん、現代でも兄弟姉妹その他親族、先輩と後輩、友人知人等が共同で創業することは珍しい事ではありません。

 かつて私が創業相談を受けたA氏は、アンティーク商品(欧米の雑貨・家具・宝飾品等)の古物店創業を計画していました。しかし、集客法に関する差別的アイデアがありませんでした。同時期に、A氏が風変わりな喫茶店創業を計画するB姉妹を創業相談会に紹介しました(AとBは創業勉強会の仲間)。B姉妹も同じく集客アイデアに余り自信がありませんでした。私はA氏に対して、集客アイデアはB姉妹と協議すれば面白いアイデアが出るかもしれないと提案しました。結果、両者(3人)が真剣に協議するようになり、「アンティーク店と喫茶店を合同で出店します」という報告を受けました。当然多くの課題があったが、店頭看板や店内の雰囲気作りに差別化された両者の商品・サービスを取り入れたり、海外旅行に慣れた固定客を組織化したりして、5年間は共同経営をしました。現在2店になり、定期的に交流して特徴のある店舗イメージで経営を続けています。古い言葉に「三者鼎立(ていりつ)」があります。1人では出来ないことでも、3人寄れば意外な力を発揮して出来ることもあるものです。