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作成日:2011/12/16
気まぐれコラム《出張型サービスの見直し》

 昔流行っていた商売形態の内、近年衰退したものの例として、食堂の出前があります。医療サービス等についても、近所の医者が家庭に往診する姿をあまり見かけなくなりました。ところが、上記のような傾向に変化が見られます。例えば、マッサージ師が自宅に来て施術する、電器店がお得意様を巡回して修理や電球の交換等をする、商店が定期的に出張販売に来る(又は配達する)、レストランが自宅に配達する、などです。

 この要因としては、高齢者が急増したこと、店舗大型化によって近くの商店が減ったこと(又は過疎化によって商店が無くなったこと)、夫婦共稼ぎの増加によって主婦の買物時間が少なくなったこと、などが考えられます。このような傾向は今後ますます強まることが予想されるので、多様な出張サービスや出張販売が注目されます。出張料理(家庭に調理人が出向いて得意料理を作る)、出張医療(慢性病の患者宅等に定期的に出向いて診察や投薬をする)、出張学習塾(講師が数人の生徒が集まった家庭に出向いて指導する)、なども増えるでしょう。新しい商売を開発することは容易ではありません。しかし、御用聞きや出張型サービスというような従来流行った商法を見直すことによって面白い商売が生まれることも多いようです。